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第3部:2006年 | |
――4月23日、ランキング廃止以来の最新コメント※25復活などマイナーチェンジを多く加え、新都社はどんどん成長していきます。 kwsk: 最新コメントは、基本全コメント公開である新都社のひとつの最適解ですよね。 ――そして5月22日には、Neetelに連投規制とID表示がつきます。 Somali: 規制をやはりすべきということになったのは、vip民の割合が減ったからです。一般サイト的な対応が必要という判断ですね。 ――なるほど、住人に変化があったと。 Somali: それまではvip的な対応だったということです。 ――放置ですね。 Somali: ですね。すべての発言がvipの一部ですよ。 kwsk: まあ、スレとしての週刊少年VIPではなく、漫画サイトとしての「新都社」と言う実体がある以上何らかの制限に至るのは致し方ないでしょうけど。 |
※25 最新コメント
コメントシステムに投稿されたコメントを新しい順に見ることが出来るシステム。801システムの導入とともに実装された。初期は最新30件。05年10月29日のランキングの廃止とともに撤去されていたが、いま勢いのある漫画を探す良い指針となるために復活希望の声が根強く、ついに復活した。当初Somaliは最新コメント復活が不本意だったようで、目立たないところに設置されるなど冷遇される時代が続いた。 |
――コメント削除権限を作者に与えたもこの辺の時期※26でしたね。私は結構反対した記憶がありますがww Somali: コメント削除機能は管理者のみにするかどうか迷いました。 kwsk: 個人的には、スパム以外削除はありえねーwwwwwですけど。 有末: おれもwwwwww Somali: そのころ、あらしが酷かったので削除機能は必要だったんですけどね。 ――今でも、とりあえず削除使うっていう人はほとんど即効で叩かれますね。 Somali: まぁ、理念に反しますからね。 kwsk: ですね。 ――個人的にはいつかその理念がなくなってしまうんじゃないかと心配です。 kwsk: まとめサイトとしての規約や制限を作りつつ、最大限の自由を確保できる機能は、理念の維持のためには考えないといけないところですね。 ――さて、順調に成長していった新都社でしたが、6月5日に有末氏が退任するという事件が起こります。 有末: 退任してから半年以上は、全く新都社には関与してませんでしたね。 ――このあとの時期は、どうしてたんですか。 有末: オレはリアルで戯言シリーズ読んでました。 ――すっかり離れてたんですね。 有末: あと2006年だと、そのころゼノサーガ3でてたから、やってたとおもいます。メッセでたまに状況を聞いたりしてましたがね。 ――このあとは、事実上ソマリ一党独裁期間になります。 Somali: 管理者になってからはヒアリングをかかしたことはないんだぜ>独裁 ――えらいですねその辺は。ところで忘れていたんですが、主任はこの頃いい加減にいますよね。 kwsk: 2005年の9月あたりから見てて10月に参加?です。 |
※26 コメント削除権限を作者に与えたもこの辺の時期
06年9月19日。いわゆる「感想編集モード」追加のこと。歴史男の記憶違いで別に5月ころではない。作者にコメント削除権限を与えることで、作品に対し完全に言いたいことが言える時代は終わりを告げた。 |
Somali: 最初はNeetlog※27ですよね? kwsk: 運営としての加入はNeetlogの少し前ですね 。 ――まずは漫画として参加して。 kwsk: ですね。漫画作家としての加入です。だから、今でも、思考の根元は生粋の運営ではないと自覚してます。 ――新都社に来た経緯とかは? kwsk: 他の板やサイトでVIPPERウゼェという感覚を持つ>どんなところか見に来る>楽しむ>しばらくして新都社スレを発見>読む>描く ――ミイラ取りがミイラにwww kwsk: まさにですねw ――運営に参加しようと思ったのは? |
※27 Neetlog
ブログ登録システム。作者・読者どちらでも参加可能。05年7月16日から「新都社ブログ」というページは存在していたが、06年1月9日にkwskがNeetel Insideを流用する形でリニューアルした。 |
kwsk: 切っ掛けはまあ、色々あるんですけど当時有末が行っていた作者インタビュー※28以降にHTMLの相談とか、ニーテルのCSS面のお手伝いしてる間にいつの間にか「社員名簿」に名前がw 有末: ああ そこで誘ったんだった。 ――ヘッドハンティングじゃないですか。 有末: だね。 kwsk: うn ――そういうわけで新都社運営の重要人物、kwskの誕生となったわけです。ソマリ時代はおもにブログのみを担当されていたんですか? kwsk: はい。最初一年半くらいはSomaliさんまかせっきりで、ブログシステムとか文書とか適当にアレコレしてただけですね。 ――最初はあまり目立つ仕事はしていなかった。 kwsk: Somaliさんと俺でも、システムに対するスタンスはかなり違いますしそこは分をわきまえとこうかなと。 Somali: といってもニーテルは自動化されてるから運営の仕事なんてなかったですけどね。規制ぐらいなモンです。 kwsk: ですね。 ――この年は荒らしとの戦いはありましたが、それ以外にはとくに大きな事件も無く、比較的安定した時期だったかと思います。これもSomaliさんの政治的手腕のなせる業だったのかもしれませんね。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 TOPへ戻る |
※28 作者インタビュー
05年11月27日より有末が開始したインタビュー企画。毎回新都社作家を一人ゲストに呼び、チャットまたはメッセで話したログを公開していた。初期はほぼ毎日行っており、インタビューされた作家はおそらく30人を超していたと思われる。次回を心待ちにしていた人も多く、当たり企画だったといえる。一方その弊害(?)で作者間のメッセでの横のつながりが広がった。後にこれに影響されてファイ氏が同様のインタビュー企画を、歴史男がラジオインタビュー企画を行っている。 |
Q.好きな新都社漫画 kwsk: 挙げるとキリがないですね。とりあえず今までFAした全部の作品。 Somali: FAした作品は全部好きですね。FAしてないものはそうでもないです。 ――ワロスwww Somali: 読んではいますけどね。そうでない作品も。 有末: 新都社で1雑誌ずつ上げるなら少年: ニート様がみてる、ヤング: じぶんのやつ(自分の作品が嫌いなら続かない。)、ニート: マコケン、きぼん: ハニーハニー、文芸: ・・・ ――私は、石器時代とか、日替わり定職、意味無し、エターナル夏休み。 Somali: 少年: バクバクバク kwsk: nuy←作品は特に全部大好きだ。 有末: ヌイのマンガはおもしろいね。 Somali: nuy←作品、読んでないから読んでみるわ。 kwsk: だよね。あとノースパークはまだFAしてないけどなんかツボ。 Somali: 少年: バクバクバク ヤング: MOE-DOLLS ニート: エアロバキバキ きぼん: Love Like Dogs 文藝: ウルトラQ 第X話 有末: ノースwwwwwwあれ面白いなwwwwwww しかし新都社の作品数登録だけでも1500ありますので、とても読みきれませんね・・・。 kwsk: >きぼん: Love Like Dogs えへへへへへへへへ^^ ――きぼんだと標準モードがすごい好きですねえ。 有末: きぼんだったら銀河先生に決まってるじゃないか!!! 多分kwskもあれすきだろ。 kwsk: ハニーハニーは確かに面白いがきぼんでひとつ挙げるなら「簿記」かな。 ――黒江先生のchild bitchも密かに好きですね。あの困惑してるつり目の女の子がなんともたまらん。 kwsk: あの子も普通に漫画描けばいいもんもってるのに。 ――文藝はどうでしょう。 kwsk: 古いけど、めでるぶん(※ありすえまといをめでるぶん。Wikiを参照)は面白かった。 有末: めでるは読んだ気がする。 kwsk: 文藝で今一番更新して欲しいのは「クール教祖の小さな小さな恋物語」かなあ。あの甘ったるさがたまらん。 Q.文藝の独立を考えてほしいのですが、そういった考えはありませんでしょうか。それか、最新更新情報一覧に文藝のみ表示されないような仕様にしてほしいと思います。それが不可能であれば、更新情報一覧の数を増やすか、雑誌別更新情報一覧などを作って欲しいと思います。ご検討よろしくお願いします。 Somali: 却下。 有末: 却下。 kwsk: え〜と、これは TOPページ: 各雑誌ごとの更新情報検索欄: 全雑誌・全漫画・全文藝 スイッチにて対応しようと思います。 有末: 文芸のコメント比率ってどんなもんなんだろう? ――文藝は、隔離までは行かないけど、漫画と一律ってのも無理があるとは思いますね。文藝は文藝なりの読みやすい形態ってのがあると思う。 kwsk: うん別に無理に一緒に提供しなくても、文藝は成長できる下地があると思う。 有末: テキストアップロードの改善ってのは要るかもしれないね。 ――新都で生まれたもんだから大事にしたいですよね。 |
Somali: というかですね、そもそも画像と文章を同じストーリーの中に組みこめるのがニーテルなんですよ。漫画に特化してるか小説に特化してるかの違いだけ。 ――まあそうなんですがね。 有末: 文芸、絵本が出てこないんだよね。gifアニメマンガとかも(ラヴぃっぷくらい) Msy: 絵本は文芸創立直後に少しあったと思う。 Somali: 2ch王国運営絵巻は絵本じゃないですか? kwsk: だね。 有末: 挿絵おおいラノベっぽい小説も少ないし。 kwsk: 切り離すことはないけど、分別する機能はあっても困らないとおもう少なくとも文藝分社化とかありえない。 有末: 基本的に新都社を見に来てる人は絵(マンガ)をみにきてるので、絵がないと見るのがつらいんじゃないかな。 kwsk: 俺のカカオもある意味絵本。 ――ただ、現段階で文藝読者がまだ少ないのは明らかなので、コメ格差は進みそうな気がします。 Somali: でっていう。 kwsk: 文藝最新コメントっつか、各雑誌最新コメントは実装します。 Somali: 漫画と小説が違うものだと考えているならそのコメントの量を比較するのは変な話ですよ。 ――小説は、読者が育てばもっとコメつくと思うんですがねえ。 kwsk: ただ、作家としても読者としても両刀づかいな俺から見ても「全部一緒」がベストな解とは思えないのよね。 Somali: それはまぁそうですね。 kwsk: 少年とヤングのなんとなくな住み分け色分けと同じように分けてこそ光る部分ってのは出てくんじゃないのかな。 Somali: 一国多体制の時代だと思う。 ――何か画期的な意見が出るのを待ちましょう。 Somali: ただ、そこで全体を貫き通す何かがないと新都社としてまとまってやっていけないかな。 kwsk: うん、「全雑誌全作品」というフラットな視点をはずすことはないと思う。 ――小説の場合気軽にうpしたものって、読みづらくなっちゃっうんですよ。 Somali: 今のトレンドでいうと携帯への対応ですね。 kwsk: 携帯か〜そこだけkluck氏に外注しようかな。 ――携帯で読みやすく、みたいなのはいいかもしれないですね。 Somali: PHP用のQRコード生成ライブラリがあるからそのへんでうまく新都社と融和できるとにらんでいる。 kwsk: それは面白そうだwwwww ――このあたりは運営さんも考えていらっしゃるようなので、今後で何かしらの展開が期待されますね。 Q.避難所にいる人(レスする人など)のある程度の作者特定ってできるんですか? 有末: 出来るの? そんなの知らないな。 Somali: できないですね。言動以外では ――つまりIP比べたりとかで特定するってことですよね。 Somali: IPが不変だと思っている固定観念を払拭しないと消えない疑念ですね。 kwsk: え〜と、FAQスレで言ったけど、司法による強制開示でもない限りネット上で一個人を特定することは不可能に近いです。もちろん、ある程度の絞りをかけることはできるけどそんな無意味な労力かけたくない。 Somali: mixiのログイン制はそれをクリアするためのものですしね。 ――よくわかりました。 |